ホスピタルフットボール


 長期入院が必要な子ども達は、通学していた学校から、院内学級に転校しなければなりません。

友達との関係が切れてしまいます。

高校生以下の子どもは小児病棟に入れないので、友達はお見舞いに来ることができません。

 

 入院している子ども達にとって、最も辛いことは、病気や治療ではなく、変化の無い毎日が暇なことです。

ホスピタルフットボールは病院の中と外を繋ぐことを目的にスタートした活動です。

フラッグフットボールというアメリカンフットボールを簡略化した競技の作戦を、入院している子ども達が作り、その作戦を使って試合をすることで一緒にスポーツに参加することができます。

 

 2019年には、アメリカンフットボールの学生日本一決定戦である「甲子園ボウル」で、京都と奈良の小学生チームが、入院している子ども達の作戦を使用して試合をしました。

 

 残念ながら2020年の新型コロナの感染拡大によって活動は停止しました。

現在は、独自に開発したアメリカンフットボールのボードゲームを、入院している子ども達とフラッグフットボールチームに届けています。

 

詳細につきましては、ホスピタルフットボールの専用ページでご確認いただけます。

 https://www.hospitalfc.net/